香港の突出しサインの景観

2014年に香港へ行ってきた時の写真をアップします。

香港の看板の特徴は、何と言っても道路上にこれでもかと言う程突出した「突出しサイン」です。
そのサインが街の景観を作り出しています。
日本では、法令で道路上に突き出した看板は制限されているため、見られない光景です。

構造としては鉄骨だけで支えるのでは無く、ワイヤーの引張りで支える
構造になっています。
大きな突出しサインになると、10本以上のワイヤーがついていました。
これだけ突出していると、自重、風圧力による水平荷重共にかなりの
大きさになると思います。
ワイヤーで支えているとは言え、鉄骨があまりに頼りなく見えるので、
事故は無いのだろうかと心配になってしまいます。

それにしても、すごいエネルギーを感じます。
「歌舞伎町と道頓堀を足してさらに倍」といった感じでしょうか。